2016-05-24

北海道へ演奏旅行(その61)


「三浦綾子記念文学館」(その11)…わたしは、若い盛りの、二十四歳から三十七歳まで、十三年間病気をした。肺結核と脊椎カリエスだった。カリエスという病気は、大変な病気だ。ギブスベッドに仰臥したまま、右にも左にも、首さえ回せず、食事も、排便も、すべて寝たままである。※私も二十代の頃、同じような経験をした。仰臥したまま、病室の天井だけを見て痛みにただ堪えながら過ごした。その時の事を思い出した。私の場合は交通事故で三ヶ月間だった。三ヶ月でさえ、寝たきりの大変さと当たり前の生活の有難さを痛感したものだが、三浦さんの場合は、十三年間だという。想像を絶する闘病を強いられていた方だという事を初めて知った。全ての体験が、三浦さんは、執筆の文字に込められているのであろう。私も、全ての体験が自分の胡弓の音色に込められていると思う。それは、意識して表現するものではなく、滲み出るものなのではないかと思う。
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